(言いたい事が多すぎる人)
スピーチ原稿作りで悩んでいる人の中の、かなりの人がこのタイプです。
例えば幼馴染で兄弟の様に育って、思い出だらけ。
まさに走馬灯は猛スピードで回り続けます。
そんな人はこの方法が一番です。
まずは思い出を箇条書きにしてみる。
今までの楽しかった事、印象深かった事を時系列(小さい時から現在まで)でメモをする。
人によっては何百と出てくるかもしれませんが、それはそれでしょうがありません。
続いてそのメモに優先順位をつけてみます。
これも捨てがたいなあ、これも面白かったなあと、大切な思い出に優先順位をつけるのは難しいでしょうが、それでも頑張って付けてみます。
ここからです。
1番以外、全部捨てる!
心を鬼にして、全部捨てる!
人に優先順位までつけさせてそれはないだろうと思われるかもしれませんが、ここで2つか3つにしたいと思うとまた心残りで捨てきれません。
たった3分程度のスピーチで自己紹介その他もろもろ除くと2分少々しかありません。
その短い時間で一番印象深い1番を思い切りクローズアップさせてあげる。
なまじたくさん思い出を語っても「思い出の羅列」になって、喋っている側の自己満足になってしまいます。
心を鬼にして1個だけ思い出を拾う。
これが一番、聞き手にとっても伝わりやすいスピーチになるはずです。

