「夫婦生活は長い会話である」
ニーチェ
いい言葉です。
結婚披露宴の名言集にも必ずと言ってよいほど出てきます。
会話とは双方が話し聞いてこそ成り立つもの。
結婚してからもそのキャッチボールが出来てこそ、素晴らしい夫婦と言えるでしょう。
しかしいい言葉だからと言って、実際に使って良いか?
答えはかなりキケンです。
ダブる可能性大だからです。
結婚式(披露宴)では大まかに下記のスピーチがあります。
1.ウェルカムスピーチ
2.媒酌人(仲人)挨拶
3.主賓祝辞
4.乾杯音頭
5.来賓祝辞
6.友人代表祝辞
7.両家代表謝辞
8.新郎新婦謝辞
もちろん省略されるものもあれば、逆に例えば友人代表などの様に複数の人が喋ります。
その数、だいたい10人位でしょうか?
その中の誰かが
「夫婦生活は長い会話である」
を使ってしまったら……。
もうおしまいです。
簡単に言うと格言は
「はじめに使ったもの勝ち」(笑)
従って格言を使う場合は
「あまり人が知らないものを選ぶ」
「一番なら絶対、安心」
ただ、用意してきた格言が重複してしまったとしても、一生懸命考えてきたスピーチです。
「○○さんと同じ格言になってしまいましたが、私もこの言葉が好きですので、私なりに使わせて頂きます」
等と、注釈をすればかえって「映える」スピーチになる場合もあります。
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