「孤独が怖ければ結婚するな」
チェーホフ
チェーホフの言葉「孤独が怖ければ結婚するな」。結婚は孤独だぞ!そう示唆しているのでしょうか?どうも違う気がします。
チェーホフは38歳の時、妻オリガ(当時30歳)と知り合いました。そして二人の熱愛が始まりました。
その後数年間、手紙と電報を交わし合い、オリガがチェーホフに送るそれらの手紙は病みがちなチェーホフを元気にさせたそうです。
そしてオリガのために書いた名作、戯曲「三姉妹」を携えチェーホフはモスクワへ。その時送った手紙には「『三姉妹』の中のどんな部分にも私はあなたを念頭においていたのです。10ルーブル下さい。そして戯曲を自分の物にしてください。そうでなければ、私は他の女優にこの作品をあげてしまうでしょう」と書かれてあったそうです。
1901年5月25日に「歓喜の十字架教会」でチェーホフとオリガ挙式。
しかし、チェーホフ、1904年7月に肺結核で死去。たった3年間の結婚生活でした。
互いに愛し合っていたチェーホフとオリガ。そのチェーホフとオリガに3年間で何があり「孤独が怖ければ結婚するな」。そんな言葉をチェーホフは吐いたのでしょう。
病に侵され続けていたチェーホフ。「孤独が怖ければ結婚するな」。この意味は幸せを掴んだゆえの、将来に対する孤独だったのかもしれません。
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