■結婚式スピーチのコツ|「詩は音楽にならなかった言葉」話し言葉のワナ

「詩は音楽にならなかった言葉」

話し言葉のワナ

 

実は筆者が使いたいけれど使えない名言があります。

「詩は音楽にならなかった言葉。 音楽は言葉にならなかった詩」

ヘルマン・ヘッセの言葉です。

実にメルヘン!

 

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音楽好きの新郎、新婦に対して

「詩は音楽にならなかった言葉。 音楽は言葉にならなかった詩」

詩とは新郎の○○さん、音楽は新婦の○○さん、二人がひとつになって素晴らしい詩と音楽を……

と繋げていきたいところですが、音読してみて下さい。

 

「しとはおんがくに……」「おんがくにならなかったし」

「死」で始まって「死」で終わります。

一気に新郎、新婦とも殺してしまいました。(笑)

 

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その次の解説に至っては「しとはしんろうの……ふたりがひとつになってすばらしいしと……」

「新郎、新婦に素晴らしい死!」

これはいけません。(笑)

 

そうなんです。

文字面は美しい言葉でも、声に出すと違う意味にとらえられる場合が結構あるのです。

忌み言葉、重ね言葉をなるべく使わない事も大切ですが「音」と「字」の違いを理解して原稿を作って、そしていろんな人に違和感がないか聞いてもらいましょう。

 

 

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