泣ける!泣かせる!結婚披露宴スピーチ(妹から姉へ)
感動的な結婚披露宴スピーチを紹介します。
だいじょうぶオムライス
お姉ちゃん、結婚おめでとう 雄一さん、おめでとうございます。
私は新婦の妹の恭子と申します。
皆さんご存知かと思いますが、私たちの母親は、私を産んですぐに亡くなりました。ですから、私にとってお姉ちゃんはお姉ちゃんというより、第二の母親でした。よくそんな家庭の事を「男手ひとつで」などと言うようですが、父は仕事が忙しく、帰りもほとんど夜中でしたから、家事はすべてお姉ちゃんがしてくれました。特にお姉ちゃんは料理が得意で、お姉ちゃんの作ってくれるオムライスは最高でした。キッチンから甘いケチャップのにおいが漂ってくるとなんだかとても幸せな気分になってホントにいいお姉ちゃんを持って、私は幸せものだなあと子供の頃、よくそう思ったものです。余談ですが、そんなこともあってか私は料理は、まったくダメです。(笑)
雄一さん、お姉ちゃんは私たち家族を母親代わりになってくれて支えてきてくれました。芯の強い性格ですから、一切、グチなど聞いたことはありませんが、本当は子供の頃から母親代わりを務めるのは大変だったと思います。そうわかっていながらも、私も父もずっとお姉ちゃんに甘えてばかりでした。ですから、雄一さん、これからはお姉ちゃんを少し甘えさせてあげてください。お姉ちゃん、今、雄一さんにそうお願いしたので、雄一さんとのんびりと幸せな家庭を作ってください。
大丈夫です。 私たちのことは、もう心配しなくていいから……。このあいだね、お姉ちゃんがいないとき、父さんと二人でオムライス、作る練習したから。けっこう、美味しかったから……。お姉ちゃん、雄一さん、ずっとずっと幸せに。恭子より
コメント