結婚式のスピーチ見本|「主賓挨拶(祝辞)例」(職場の上司)

主賓挨拶(祝辞)例 – 職場の先輩

神戸ライティング事務所が提供する結婚披露宴での主賓挨拶(祝辞)例文とその解説。

主賓挨拶(祝辞)例

(職場の先輩)

ただいまご紹介にあずかりました後楽の依田でございます。

本日は、伊東家、高橋家のおめでたいご結婚の席にお招き頂きまして、誠にありがとうございます。

さて、僕は伊東君の5年先輩にあたります。伊東君の新人研修も任されました。まあ、結論から言うとすごい頑張り屋さんです。正直言ってあの当時たくさんの新人社員さんが入って来ましたが、研修のはじめの伊東君はビリでした。見た目も細くこいつウチでやっていけるかな、そう思いました。

でも研修は3か月間あったのですが、ぐんぐんんぐんぐん頭角を現していくんです。結果、すべてトップ!

スーツ姿の男性

僕の見る目がありませんでした。のちのちなのですが、伊東君にどうしてあそこまでいい成績になったの?と聞いてみたんですが、伊東君が言うには「あの頃は睡眠時間少なかったです」とぽつりと言うのです。なんだか秘めた力を持ったやつだなあとその時思いました。

緒に仕事をした事も何度もあります。初めての仕事はいつもそれほどではないのですが、いつも、いつの間にかすべての仕事がきれいに収まっているのです。そして最後は同僚にさりげなくアドバイスをしているんです。

5年先輩ですが、僕、きっと伊東君に追い越されると思います。(笑)

さて、結びになりますが、伊東君と玲子さんのこれからの幸せを願って僕の挨拶とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。

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解説 プロにおまかせ

何か物足りないです。話がアバウト過ぎるのでしょう。例えば「たくさんの新人社員さん」→「10人の新入社員さん」。あるいは「研修のはじめの伊東君はビリでした」→「研修のはじめに行ったペーパーテストはビリでした」。

「初めの仕事はいつもそれほどではないのですが、いつも、いつの間にかすべての仕事がきれいに収まっているのです」→「お客様に納品するには絶対に壊れない様に梱包の仕方を工夫するのですが、それぞれの商品の大きさが違うため……」

など、聞き手が状況を見える具体性があればグンとこのスピーチは光ると思うのです。

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